TOEIC700点を最短で獲るための勉強法 全て和訳するとは

5月 16, 2018

はじめに

K.O.さんから、TOEIC700点を最短でとる勉強法をお伝えいただきました。少し上級者向きかも知れませんが、確かにこれができれば最短でスコアが上がるのはよくわかります。

また続ければ、もちろん700点以上も可能になるでしょう。そして、いろいろなアレンジもできそうです。この方法に馴れておくことは、今後とも、とても有効だと思います。

以下は、お寄せいただいた勉強法です。

公式問題集を英訳せよ!

TOEICの勉強法で一番効果があったのが、公式問題集のリスニングやリーディングの文章を和文英訳できるようにすることでした。

その効果は、1.問題文を読むスピードがあがる。2.リーディングのとき訳し方で迷わない。3.リスニングのときは、訳で迷わことが少なくなるので、より多くの英語の聞き取りに集中できる。この3点です。

この勉強法をはじめたきっかけ

この方法は、TOEIC満点取得者からアドバイスをいただいて試しました。公式問題集のリスニングの文章を自分で暗唱できるようにするのが効果が高いとネットや、TOEIC攻略本に書いてあるので、それについて伺ってみたところ、暗唱まではできなくていいけど、和文英訳はとても役に立つとアドバイスをいただきました。

勉強したのは1日2時間で、約1ヶ月続けてから試験を受けました。

TOEIC 全て和訳する勉強法とは

公式問題集の和文英訳をするだけです。問題を解くのとは別に行います。分からない単語を辞書で調べますが、調べて終わりにするのでもないです。英語を読んで訳せるかをチェックするのでもないです。

解答の和訳を見て、英語に訳せるかを、問題文、選択肢、リスニング本文などすべて一語一語チェックしていきます。英訳できないところは、繰り返しチェックします。

私は、1回目は、解答の和訳を見ながら英訳をして、和文英訳できなかったところだけ、問題集にチェックペンを引いて、2回目からは、問題集本文だけを見てチェックシートでチェックしていました。

英訳をしていくので、読み流したり、悩んで時間をつぶしたりといった、形式的な勉強をすることがなくなります。これが最短で結果が出る秘訣だと思います。

前置詞はとても重要です。前置詞に注意して、正確に英訳できるようになるまで繰り返します。表の中で使われる英語ももちろんチェックします。

何回も間違えるところは、TOEIC満点者によく質問をしていました。そのときは、難しい単語を知っているということでなく、結局1つ1つの単語に対する深さが違うんだと思いました。

1つの単語に対して、これはこういう場面で、こんな前置詞や目的語と一緒によく使いますという解答をもらったりしていました。単語の形式的な意味だけでは、TOEICは対応できないです。

この勉強法は、リスニングとリーディングどちらも効果があります。自分が始めやすい文章、自分が得意な文章からはじめていいと思います。

全部できなくても効果があります。TOEICでというか、英語で、繰り返しよく使われる単語も分かってきます。

TOEIC前日もこの方法を繰り返していました。

問題集は何もやっていません。700点超えのレベルでしたら、この方法で十分だと思います。

この勉強法のメリット・デメリット

この勉強法のメリットは、TOEICの点数を最短であげることができるところと、無駄がないところです。常に実質的な頭を使う勉強ができるので、デメリットは思い当たりません。

まとめ

いろんな勉強方法があると思いますが、とにかく点数をいますぐにあげたいという方にはおすすめできます。700点レベルでは、TOEICは時間との勝負というか最後まで解けません。確実に問題文を読むスピードがあがるこの方法は、そういう意味でもとても効果的だと思います。

自習空間では、英語の勉強法についていろいろな参考記事をご用意しています。

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