勉強終わるまで家に帰らない勉強法で東京大学に合格
はじめに
これを勉強法と呼べるのかどうかは疑問の余地があります。しかし、効果があったのだからきちんと紹介しておきましょう。
どんな勉強法でも、はじめる前のベースラインがあります。ある程度のベースラインが元々あったからこそ、この方法を用いることで更に学力が上がったのか、全然だめだったところから這い上がったのかは、慎重に判断すべきです。
以下は、東京大学文科三類に合格した、Y.Mさんの勉強法です。
家に帰らない勉強法、誕生
家に帰るとどうしてもテレビを見て、くつろいでしまうものだと思います。そこで僕が思い付いたのが、それなら勉強終わるまで家に帰らなければいいんだ、ということです。
自分の場合は図書館に行き、9時近くまでまで勉強して、終わってから10時に家に帰り、食事と風呂。その後、みんなが寝静まった中で少しだけ復習していました。
これを習慣にし、親に認識してもらうことで、勉強が終わるまで家に帰らない状況を作りました。勉強時間を増やすと必然的に成績が上がるので、おすすめできます。
この方法を試そうと思ったきっかけと効果
部活が忙しくて眠くて仕方ない時期があり、どうしても勉強をすることができませんでした。
成績が返されるたびに勉強しなきゃと思い続けていたのですが、なかなか成績が伸びなかったとき、競い合っていた友達に誘われて図書館に通いだしました。それが家に帰らない勉強が始まりました。
順位でいうと学年80番くらいから20番くらいになりました。偏差値だと10くらいは上がったと記憶しています。
一日あたり約4時間勉強、4ヶ月目くらいから成績が伸びました。
家に帰らない勉強法 具体的な方法は?
まずは夜に勉強をする場所を決めます。カフェなどでもいいかもしれませんが、お金がかかってしまうので図書館をおすすめします。
都市部でたまたま遅くまで図書館が空いていたのがラッキーでした。そういう施設がなければ私もカフェに通うか、時間貸しの自習室を選んでいたと思います。
友人は、図書館が休みの日はおばあさんの家と決めていました。そういう「帰らない」勉強もありだなと思いました。
次に親に「家に帰らない」勉強法を宣言します。そうすることで引けなくなります。自分のように親が協力してくれる場合は、ご飯の時間などを考慮してくれて助かると思います。
あとは一緒に勉強する友達を作るとより良いかもしれません。勉強法ではないかもしれませんが、こうすることで勉強時間が伸びることは確かです。
具体的な方法としてあげることは特にこれ以上ないので、自分なりにポイントをあげていこうと思います。
集中力が切れたら休むこと。勉強時間が伸びても効率は確実に下がってしまうので、そういう時は開き直って休むのが良いと思います。
気晴らしをすること。学校から家に帰らずにずっと勉強を続けると途中でやる気がなくなります。さっきは休むと書きましたが、おいしいご飯を食べて勉強が再開するのが最も良い選択です。
ちなみに自分は図書館の近くのラーメン屋さんをほぼ全て巡ったかと思います。
親や友達としゃべる時間を持つこと。 先ほども述べた通り、親に勉強すると宣言したり、友達と一緒に勉強したりするのは大切なことです。
親はなんだかんだ言って子どもの成功を願っていると思うので、協力してくれると思います。
また友達は意外に良い勉強法を教えてくれます。自分は朝早起きして早朝に学校に行って勉強することなどを教わりました。朝が弱くてできませんでしたが…
ここまでたいそうなことを書いてきましたが、自分にぴったりの勉強法は必ずあります。とにかくなんでも聞いたものは試してみるべきかと思います。できなかったら次の方法とどんどん新しいのを取り入れて見てください。
家に帰らない勉強法のメリット・デメリットは?
メリットは何度も繰り返すように、勉強時間が伸びることです。デメリットは夜遅くに帰るので、ご飯や風呂の時間が遅くなり、生活リズムが悪くなってしまうことです。自分は授業中眠くなって大変でした。
でもこれは、徐々に馴れていきます。
まとめ こういう人におすすめ
家ではだらだらしてしまうけど、勉強しなきゃという気持ちが強い人ならできると思います。あとは親が協力的だとよりやりやすいでしょう。
気晴らしとしてたまには夜ご飯を外で食べるようにしていました。これもおすすめできます。
東京大学合格 Y.M 男性