お風呂勉強法で関西大学合格。反復あるのみ。その詳細とは?
はじめに 関西大学合格者の勉強法=体験談 お風呂で勉強とは?
今回は、お風呂での勉強を活用して関西大学に合格したKさんの勉強法をご紹介します。なかなかユニークでリラックスもでき、有効に活用できるのではないでしょうか?
このような集中できる場所をひとつ持っておくことは、とても大きな武器になると思います。
以下はKさんにご紹介いただいた勉強法を、そのまま掲載しています。
関西大学へのお風呂勉強法 必要な内容は必ずルーズリーフ1枚にまとめろ
まず今日一日どうしても覚えきってしまいたい内容を、日中にノートではなくルーズリーフ等の紙に両面を使ってまとめます。
この際重要なことは、必ずルーズリーフ1枚にまとめること、そしてただ箇条書きにまとめるのではなく、文章や絵、図などを書いてまとめることです。
まずこの紙に自分流にまとめるという作業によってある程度脳内に覚えたいことが記憶されます。そして夜、入浴の際にこのルーズリーフ1枚をジップロックのようなものに入れ、風呂場に持ち込み、ジップロックを水に濡らして壁に貼り付けます。
そして日中まとめた紙を熱々の風呂内でひたすら暗唱するというものです。
小学生の頃、我が家ではトイレに掛け算の九九表を張り付けてトイレを利用する際にそれを暗唱しながら用を足していました。
これがまた密室の静かな空間なので集中できるんです!同じようにお風呂場でもその環境が整うのでは?と思い、ノートにまとめるという勉強法と、集中できる空間で暗唱するという二つの勉強をミックスする形にしてみました。
無機化学や有機化学などの理系科目から、世界史等まで、ありとあらゆる暗記科目ににおいて集中して取り込むことが可能になり、もちろんそのほかの学習も相まってはいますが、ひと夏で平均して偏差値が5程度上昇しました。
必要な時間は、一日あたり紙にまとめるのに1時間。入浴に30分です。受験が終わるまで毎日必ずこの学習方法を取り入れてました。
関西大学に合格したお風呂勉強法の詳細とは?
この学習法の重要な点は2つあります。1つ目は自分でまとめたオリジナルの参考書を作るつもりでルーズリーフ1枚にその日のうちに覚えきってしまいたいことをまとめるということ。
2つ目はそのオリジナル参考書を浴室に持ち込み、濡れ防止、さらに壁に貼り付けられるようにジップロック等に封入することです。
1つ目の点については様々な方が既にこの学習方法を取り入れている通り、自分で内容をまとめることにより、ただ暗唱するよりも確実に自分の脳内に染みつきやすく、効率よく覚えることができます。
普段の日中の勉強内において、ノートにまとめることなどとは別に、今日の夜入浴中にこれだけは覚えきろう!という内容をルーズリーフに別にまとめるといいかもしれません。
2つ目の点については、紙にまとめただけでは翌日になって忘れてしまうことがあります。書いた程度で一発で覚えられたら誰も苦労しませんし・・・そこで入浴中のリラックスできる空間で再度確認・暗唱することにより日中にまとめた内容をより正確に脳内にインプットすることが可能になります。
またルーズリーフ1枚と限定したのも、一日で確実にこれだけは覚える!という為の学習法なので、無理のない範囲の情報量にするためです。
そのため入浴時間も30分程度で済みます。あまり長時間入浴してるとのぼせてしまうし、何よりほかの家族に迷惑ですからね。
このように、自分でオリジナルの参考書を作成し、それをプライベートな空間で反復学習するという二段構えの学習方法により、恐ろしいほどの効率を効果を実感することができます。
ジップロックに入れることで濡れを防止するだけでなく表面張力を使って、壁に貼り付けることが可能になるため、好きなくびの角度で暗唱ができます。
まとめ この勉強法のメリット・デメリット 向いている人は?
作成したルーズリーフはバインダーなどに保存すれば、毎日コツコツやるたびにその量はどんどんふえ、いつの間にかオリジナルの参考書が完成します。
欠点としては、あまり長湯をすることによりのぼせてしまう危険性がある程度です。
なかなか暗記するのが苦手なひと。通学中の電車内で単語帳を睨めていてもなかなか定着できない人など。集中力にかけてる人やなかなか集中できない人、あるいは集中できる環境が少ない人には是非お勧めできる学習方法だと思います。
関西大学 K (男性)