ドイツ語検定に合格する勉強法 ポケット辞書勉強法の全容とは?

5月 16, 2018

はじめに ドイツ語検定はポケット辞書を本のように読む勉強法で合格

ポケット辞書。よくお世話になるお手軽なツールですが、そのポケット辞書をフル活用する勉強法で単語を効率よく暗記し、ドイツ語検定2級に合格したМさん。

辞書を読んで暗記するというのは遠回りではないか? そのように感じた貴方も、こちらの勉強法の詳細をぜひ一読下さい。

以下はドイツ語検定2級に合格したМさんに投稿いただいた勉強法を、そのままご紹介しています。

辞書を本のように読む勉強法でドイツ語検定に挑む

和独と独和辞典が1つになっているポケット辞書があります。

ドイツ語検定のような語学試験の場合、単語を知っているかどうかで合格に影響が出てきます。なぜなら、母国語ではないので単語を知らなければ文章が読めないからです。

そこで私は、単語を覚えられて、かつ持ち運びのできるポケット辞書を本のように読んで単語を暗記しました。

きっかけは、1度受験した際に不合格になり、原因が単語の知識不足だと分析したからです。

市販の単語帳で勉強して最初は受験しましたが、それだけでは2級に合格できなかったので、小さい辞書なら読めるだろうと思い、勉強を始めました。

試す前は1度目の受験で不合格でしたが、辞書を読んで以降、2度目の受験では合格ラインよりかなり余裕を持って合格することができました。

この勉強法には、毎日6時間、180日ほどかけ、合格することができました。

ポケット辞書勉強法でドイツ語検定に合格したポイント

まず、ドイツ語のポケット辞書は、書店で市販されています。私は「デイリーコンサイス独和・和英辞典」を使っていました。

文字通り独和と和独辞典が一冊になっています。つまりドイツ語から日本語に、日本語からドイツ語に訳す練習ができるので、できれば独和と和独が一冊になっているものをおすすめします。

この辞典は、ドイツ語学習者はもちろん旅行者、留学生に特におすすめで、見やすいレイアウトで調べやすく、コンパクトな構成になっています。荷物に一冊入れておけば、電車内などの屋外でどこでも勉強ができます。

そして、勉強方法になりますが、辞典を読むようにページをめくるだけです。

コツは1単語を読むのに時間はかけないことです。

単語と意味に目を通したらすぐ次の単語へ、それを何周も繰り返すことで知識として脳に定着していきます。

余裕がある人は例文まで読むと良いのですが、ドイツ語検定2級の試験では意味と単語が分かれば問題ありません。

辞典を読むと聞くと抵抗がある方も多いと思いますが、さすがに私も全ての単語は覚えていません。

特に重要な単語は辞典では赤文字で書かれていることが多く、まずは赤文字の単語から覚えると良いでしょう。

ドイツ語の場合、男性名詞や女性名詞、動詞の活用が多いので、必ずそこもチェックするようにしてください。

個人的には、赤文字以外の単語については、意味や例文が多く書かれている単語から覚えていくといいと思います。

私はアルファベット順に覚えましたが、どういう順で覚えるかは個人の好みで構いません。

この方法で大切なのは、何周も繰り返すことです。辞典は非常に多くの単語が収録されているので、1周である程度覚えるのではなく、何度も単語を目に入れることで知っている単語を増やすという意識でやってみてください。

ポケット辞書勉強法のメリット・デメリット

とにかく多くの単語を覚えられます。市販の単語帳より多く覚えられるので、1つ上の級のレベルもカバーできます。

デメリットは、根気が必要なことです。飽きっぽい人には向いていないと思います。

気が長い人やコツコツと作業を進められる人、暗記が好きな人には向いています。

辞典を読むのは時間がかかるので、自分なりのリフレッシュ法があるといいです。単語をいくつ読んだら休憩するというルールを決めながらやると長続きすると思います。

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