FP技能士2級に合格した勉強法 いきなり問題集から開始し時短!
はじめに ファイナンシャル・プランニング技能検定2級を問題集からスタートする勉強法で攻略
今回は、FP技能士2級に合格したA.S.さんの勉強法をご紹介します。
極めて無駄のない勉強法だということは間違いないでしょう。ただ、全く何の知識もないまま取り組んでしまうと、無駄が生じてしまうかも知れません。自習空間からのアドバイスとしては、基礎的な知識の枠組みだけを組み立てられるできるだけ薄いテキストをまず3周してから始めることをお勧めします。
それ以外は、この勉強法は忙しい社会人の味方になってくれることでしょう。
以下は、ファイナンシャル・プランニング技能検定2級に合格したA.S.さんの勉強法をそのままお届けいたします。
FP技能士2級試験は、いきなり問題集を使う勉強法で効率よく突破
勉強といえば、まずテキストを読んだり講習を受けたりしてインプットを行い、その後で問題集でアウトプットを行うのが普通でしょう。
しかし、私はテキストを使わず、問題集しか使っていません。
いきなり過去問題集を解き始めることで、実際に出題されやすい項目を知ることができますし、テキストに書いてあるものの出題はされない項目を勉強してしまうなど時間と労力の無駄を省けます。
講習を受ければ理解はしやすいでしょうが、時間も費用もかかるので気が進みませんでした。
とはいえテキストを自力で読んでも集中力が続かないので、いきなり問題集を解き始めることで実践重視型の勉強をしました。極端に言えば、基礎知識を仕入れるよりも合格さえすればよい、といった姿勢です。
テキストは使っていないので「通常の勉強をした際の成績」は分かりません。ただ、問題集で勉強した範囲内においては8割以上の正解ができたと思っています。
一日あたりの勉強時間は2時間程度です。試験勉強は全て独学で3ヵ月くらいで突破できました。
FP技能士2級に過去問題集だけで挑んだ勉強法 その結果は?
私はこのファイナンシャル・プランニング技能検定2級試験に、市販の過去問題集とWebで公式に公開された過去問しか使っていません。
資格試験の勉強といえば、まず市販されているテキストを読んだり、あるいは予備校での講習を受けたりしてインプットを行い、その後で問題集を解くことによってアウトプットを行うという流れが一般的でしょう。
ただ、社会人としての資格試験の受験となると、学生のように試験勉強に集中する時間がとれないこともありますので、いかに効率的に勉強するかが重要となります。
つまり極端に言ってしまえば、知識を幅広く仕入れて理解することよりも、試験で問われる内容だけに絞って知識を仕入れ、合格さえすればよいと割り切ってしまう姿勢を重視したわけです。
ちなみにFP技能士2級試験は、年度により差はありますが、約6割正解すれば合格が可能です。だから、あまり出題されないような問題は、思い切って捨てることが可能ですし、それが合格への大切なポイントになります。
社会人として働きながらの勉強なので、予備校などの講習を受けるために定期的に通うのはあまり気が進みませんでした。
やる気が続くか分からなかったからです。
また、独学でテキストを読むのもたいくつで終わりが見えないし、知識を覚えられたかどうかを自分では確かめられない不安もありました。
そこで、私はテキストを使わず、過去問題集だけで試験対策を行いました。言い換えれば、過去問題集をテキストの代わりとして使ったのです。
市販の過去問題集と、Webで公式に公開された過去問しか使っていません。
いきなり過去問題集を解き始めることで、実際に出題されやすい項目を知ることができますし、テキストに書いてあっても出題はされにくい項目を勉強してしまうなど時間と労力の無駄を省けます。
いきなり問題集に当たっても、当然のように最初はほとんど正解できません。
しかしそこで諦めずに、3回4回と同じ問題を繰り返すことで次第に問われている内容を覚えてくるため、問題の答えを暗記してしまうのはもちろん、次からは似た問題なら正解できるような知識がだんだんと身に付きます。
この勉強法のメリット・デメリット
メリットとしては、テキストを延々と読み進めるというたいくつな作業をしなくて済むことです。
一方でデメリットは、予備知識がない状態で問題集を解きはじめても、最初のうちは全く正解できないことです。
予備知識なしで問題を解き始めるので、最初のうちは不正解ばかり続き、めげそうになります。
それでも少しずつ繰り返せる根気のある人に向いているでしょう。
また、さほど難関でもない資格受験や、ある程度似た基礎知識を持っている人に適した勉強法と言えます。
FP技能士2級合格、A.S.