保育士試験に合格した勉強法 マイテキストを作りながら丸暗記法とは?
はじめに 保育士試験に合格した勉強法 マイテキストを作りながら丸暗記作戦で合格
今回は、保育士試験に合格したS.Oさんの勉強法をご紹介します。
市販のテキストの丸暗記とはひと味違った、効率がよく忘れにくい方法なので、試してみる価値はあるでしょう。
以下は、S.Oさんの保育士試験勉強法を、そのままお届けします。
自分なりの言葉と絵で書き直す保育士試験の勉強法は効果的だった
この勉強法は、勉強のとき使う保育士試験用のテキストを読みながら真新しい自分のノートに自分の言葉や絵で書き写していくだけです。
市販の保育士試験テキストは難しい言葉や文章で書かれていることが多いですが、それを一度自分の文章や言葉、絵や図に変換して書いていきます。
自分で理解をしたうえで書くことで、より一層理解が深まるので、しっかり暗記できる効果があります。
もともと書いて覚える派だったのでテキストを書き写すことをしていました。しかし、一言一句丸写しをしているだけでは理解できない部分をそのままにしてしまいます。
そのため余計に時間がかかってしまうのです。
そこで、最初にテキストを読んで書き写す段階で、自分なりの言葉やわかりやすい絵にして実際に書くことで暗記する時間が省略できました。
これをきっかけに、本格的にこの勉強法をスタートしました。
この勉強法を試す前は、保育士試験の過去問を解いていても、見たことのある問題だと思ってもその答えが出てこなかったりしました。
また「AとBのどちらかだったけどどっちだったっけ」と詰めの甘さが目立ったり勉強時間の割には実になっておらず時間ばかりかけていました。
この勉強法にしてからは効率的に時間を使えるようになり一度見た問題の解答をしっかり暗記できるようになりました。
一日あたりの時間は3時間で、1年間続けて保育士試験に合格することができました。
脳にインプットさせたときの情報の質が上がる=保育士試験の勉強法
この勉強法の目的は、保育士試験の各項目において、重要なところや試験での出題頻度が高いところ、自分が苦手とするところを一目瞭然にすることです。
市販の保育士試験の教科書に書いてある文章を、まず頭の中で読み解きインプットします。そして自分の言葉に変換しノートに書くことでアウトプットしながら声に出して書き綴っていくという方法です。とても暗記効果があります。
テキストを反復して読み込んだり同じ過去問を何度も解いたりといった勉強法もありますが、やはり膨大な量の新しい情報を覚え、かつ保育士試験日までその記憶を保持することは困難です。
この勉強法であれば、脳にインプットさせたときの情報の質が良いので、保育士試験当日に、その成果を100%に近い状態で発揮できると思います。
人が書いた文章を丸暗記しても理解しないまま文字だけを覚えてしまいます。また、答えは同じでも問題の文章が異なると、違った問題に感じてしまったりします。
そのため、試験時間の制限のある中で答えを導き出せなかったりともったいない結果になってしまいます。
この勉強法であれば、自分の頭に叩き込むためにインプットとアウトプットを同時にできるので、限られた勉強時間を効率的に使うことができます。
例えば、文字で「Aは30%、Bは60%、Cは90%で…」などと書かれている場合にはA、B、Cを絵にかきグラフ化していきます。
上手に書けるかどうかは気にせず自分がわかればよいので、自分がわかりやすいように書いていくことがコツです。
余裕があったりもっとわかりやすくしたいなと思ったら蛍光ペンなどで色付けするのもおすすめです。
ずっと勉強を続けていると飽きてきてしまうので、『お絵かき』という感じでノートに好きに書き込んでいくと息抜きにもなります。
保育士さんになったつもりで、たくさん絵を書くと、楽しくなってきます。
市販の保育士試験のテキストに載っている文章、絵だけでなく、自分の文章、自分の絵や図でもう一度テキストを作り直すといった感覚です。
この勉強法のメリット・デメリット
インプットとアウトプットが同時にできるので時間を効率的に使うことができます。ただ、書くことが苦手な人にとっては苦痛な作業が増えるので逆に面倒に感じるかと思います。
書くことが苦痛ではない人、好きな人におすすめです。
勉強には必ず教科書が必要になりますが、自分オリジナルのテキスト(ノート)を作るとき、かわいいシールを貼ったり、表紙に『合格!!」などと目標を書くと、辛い勉強時間でもモチベーションが上がります。
きっと教科書を開く瞬間が楽しみになると思います。
保育士資格 S.O 女