英語検定1級に合格した勉強法 映画を細分しメモする!

4月 24, 2018

映画をメモする勉強法で英検1級に合格

今回は映画を繰り返し視聴しつつ、それをメモすることにより英検1級に合格したKUさんに、その勉強法をご提供いただきました。

英語の勉強に映画等を取り入れる人は多いですが、これはそこから一歩踏み込んだ勉強法になっています。

以下は英検1級に合格した、映画をメモする勉強法を、そのままご紹介します。

英検1級に求められるスピーキングとリスニングの向上を計る勉強法

英検1級はスピーキングとリスニングの難易度が高いのでそれなりの練習や勉強が必要になります。

そこで私が実践したのが映画やショーとムービーなどを見て一文ずつメモし、分からない単語は調べてそれを完全に記憶し、次にメモを見ながら声に出し、俳優のセリフ練習のように読むという勉強法です。

さらには、これをメモなしでできるようにして、読みながら自然にそのフレーズや表現、シーンをイメージできるようにするという勉強法です。

これは、留学をしていた時に、英語の上達が早かった友達が実践していた勉強法です。今回、英検1級試験にあたり、そのまま試してみました。

単語や文法は実際に使わないと身にならないというのはしみじみ感じていたことです。興味のある映画やショートムービーを題材にすることで伸びが早くなると実感しました。

試す前は日本の学校の英語教育のように、単語をひたすらノートに書いたり、文法を覚えたりしてましたが、この方法を試してから英語を日本語のように使うことができ、一気に身につきました。

この英検1級勉強法は、1日5分から10分やり、徐々に時間を長くしていきました。3日ほど続けたら頭の中に聞いたフレーズが自然に浮かびました。

英検1級に合格した映画をメモする勉強法 具体的には‥

私の場合はネットフリックスの中の自分が興味がある題材(アメリカンコメディ映画)を中心に、毎日聞いてはノートにとって分からない単語は辞書で調べて、覚えたら声に出して暗記するまでセリフとして声に出して読んでいました。

当初は3分〜5分からスタートします。

知らない単語だったり、口語的なセリフが多いので戸惑うことが多々ありましたが、1か月くらい続けたら耳にスーと入ってくる感覚を身につけることができて、ネイティブの英語を聞き取ることが出来始めました。

途中で、初めに選んだ映画なり題材を変えたくなると思いますが、そこでグッと我慢して何回も何回も繰り返し聴くことが大事です。何回も何回も聞くことで脳に勝手に染み付いていきます。

私が選んだ映画はアメリカンコメディの「The layover」というタイトルの映画です。

仕事がうまく行かない女性2人の物語で、この映画のいいところは仕事などで使うフォーマルな英語と、友達や仲の良い友達に使う砕けた日常的な英語の両方を学ぶことができることです。

それと女性をメインにしている映画なので女性は男性ほど汚い言葉やスラングは使わないことが多いので(言ってる映画もある…)この映画は本当に日常会話に適していると私は思います。

また、ネットフリックスや他の映画視聴可能なサイトでは、英語を日本人向けに日本語翻訳を字幕で用意している物がほとんどなので、まずは日本語でしっかりとストーリーを理解することから始めて下さい。

内容を理解したらその後は日本語字幕を英語字幕に変えて、短いシーンやきりの良いシーンで切って、その間に喋っていた会話をノートなりメモに書いていきます。

いきなりすべての会話をメモしろと言われてもそれはネイティブの人たちでも難しいことだと思うので、まずは1ステップずつ確実に自分の知識に脳に落として行くことをお勧めします。

この英検1級  映画をメモする勉強法のメリット・デメリット

この勉強法のメリットはやはり格段にリスニング力とスピーキング力が身につくだけではなく、自分の好きな題材を使うので伸びが早いというところです。

デメリットとしては時にネイティブの人が喋る英語は文法や今まで習ってきた英語とは違います。

日本の英語教育ではやはり机上の英語勉強だと思います。もっと聞いて喋って実際に使わなければ仕事や会話や旅行で使えないと考えます。

でも英会話教室は高いし、周りに外国人もいないという方は、自分でそのような環境を作る必要があるのでこの方法はそんな方にオススメです。

英語検定1級 KU 女性