漢字検定一級の勉強法 一度覚えた漢字を取りこぼさない方法とは?

4月 24, 2018

はじめに 漢字検定一級は超難関 特別な勉強法が必要

今回は漢字検定一級に合格したM.Tさんから勉強法を提供いただきました。

少しでも漢字検定の問題を見たことのある人には、漢字検定一級の難解さは理解できると思います。準一級までとは比較にならない難解さです。21世紀の日本ではほとんど使われることのない漢字ばかり。それらはもちろん、漢字の発祥地である中国でさえ使われることのない漢字です。つまり、実用性の欠片もない、「憖憖然として相知る莫し」という態度をとるのが正しいあり方なのかも知れません。↑はい、一級の問題です。

準一級とは比べ物にならない難解さで、600時間から1000時間の勉強が必要とされているようです。それでも、せっかくなら最高位の一級に合格したいという人は多いでしょう。

といっても受験者が1000人余りという資格なので、問題集や参考書があまり出ていません。さてどのように勉強したらいいのか。しかも実用性のない資格なのでこの際サクッと受かりたいですよね。

以下は漢字検定一級に合格したM.Tさんの勉強法を、そのままご紹介しています。

漢字検定一級の勉強法 一度覚えた漢字を忘れないことが大事

漢字検定一級は出題範囲が膨大で、普段の生活で目にすることのない漢字も多く出題されます。そのためより広い範囲を網羅しようとすると、どうしても広く浅くの知識になりがちです。

しかし合格ラインである正解率8割をクリアするためには広く浅い知識では難しいのです。思い切って範囲を絞って一度覚えた漢字は絶対に書けるようにしておくことの方が重要になるのです。これが私の勉強法です。

通常、暗記ものの資格試験の場合は、出題範囲の問題を多く解き、少しずつ知識を増やしていくような勉強をしますが、漢字検定一級は覚えても覚えても新しい漢字が出てくるほど範囲の広いものです。

そのため知識を広く持つことも大事ですが、それ以上に知っている問題を取りこぼさない正確性が漢字検定一級合格には重要になることに気がつきました。

この勉強法により、それまで7割ぐらいの問題は解けていたものの、合格ラインの8割を超えることができずに苦しんでいましたが、正確性を上げることで合格することができました。

勉強時間は少しずつ増やしていき最終的には8時間ぐらい使いました。本格的な勉強は2か月ぐらいです。

漢字検定一級の勉強法 必ず複数の参考書を使う

漢字検定一級は出題範囲が非常に広いものの、販売されている参考書が多くはありません。

一冊の参考書に掲載されている問題は頻出問題を中心に掲載されていますが、問題数自体は限られてしまうため、数冊の参考書を用意し、そこに載っている問題をすべて解けるようにすることを目標にしました。

そこで一冊を完全に終わらせて、二冊目にかかる時に、一冊目と重複する漢字はもう必要ないので、一冊目にない漢字だけがわかるようにマークします。そのあと二冊目を完璧にします。

あとはこれの繰り返しで、1冊目から5冊目まで、重複がないように仕上げます。これで頻出問題は大体は押さえられるので、それ以外は思い切ってあきらめます。

もし仮にすべての頻出問題に正解できるようになったとしても、本番の試験では初めて見るような漢字が出てくることも珍しくありません。いや、必ず出てきます。

どれだけ勉強しても今までの見たこともないような漢字が出てくるほど、漢字検定一級の出題範囲は広いのです。

また漢字検定準一級を持っていない場合にはまず準一級に合格することをおすすめしますが、どうしても一足飛びで一級に合格したいという方は準一級の参考書も解けるようにしておいてください。

漢字検定一級の出題範囲には準一級の範囲も含まれているため、準一級の参考書を解くことは一級の合格にもつながるのです。

完璧に勉強したつもりでも、本番で見たこともない漢字が出てくるとなかなかショックですが、しっかりと勉強していれば見たこともない漢字はそう多くはないと思います。

漢字検定一級合格のための正解率は8割なので、逆に言えば2割は間違えられるということになります。

その2割の中に見たこともない漢字を含めると、本番で間違えることができる問題はほとんどなくなります。

だからこそ一度暗記した漢字は絶対に間違えてはならないのです。

そのためにやる勉強法はいたってシンプルです。

参考書を何度も何度も復讐し参考書に載っている問題は1問も間違えることがないほど正解率を高めていくことだけです。これができれば、漢字検定一級の合格ラインギリギリで勝負することができるようになるはずです。

この漢字検定一級勉強法のメリット・デメリット

参考書の頻出漢字を中心に問題を解いていくため効率は良く短期間で合格ラインまで近づくことができます。しかし、いかんせん参考書の種類が少なく、四文字熟語など問題の種類によってはさらに知識を深めなくてはならない場合もあります。

来る日も来る日も漢字を頭にたたきこむという地味な作業であるため、コツコツと根気よく勉強することができて、なにより続けることができる人に向いていると思います。

日本漢字能力検定一級合格 M.T 男