危機感煽り立て短時間集中型勉強法で英検準一級突破!
英検準一級に合格した危機感煽り立て勉強法
今回は、英検準一級に合格したH.K.さんから、勉強する時間を限定し、勉強しない時間を設ける、逆の発想の勉強法をご提供いただきました。
期限が決まっているのについダラダラと過ごしてしまう人にはぴったりの勉強法です。
英検に限らず、様々な試験に有効ですので、ぜひご参考に。
以下はH.K.さんの英検準一級に合格した勉強法を、そのままご紹介いたします。
勉強を禁止する勉強法で英検準一級突破 その概要
普通の人がスマホやゲームをする時間を限定するのとは逆に、勉強できる時間を制限する勉強法です。
一日の内何時間以上の勉強はしてはいけない、あるいは今日は勉強禁止といった日を作ります。
このようにして試験まであと何日かを毎日確認することで、勉強しなければという焦燥感を煽り、限られた勉強時間の集中力を引き上げることが可能です。
私はこれまでどちらかというとだらだらと勉強をするタイプで、一日中勉強をしているようなことも良くありましたがその効率は極めて低いものでした。
このままではいけないと思い、これまでの真逆をやってみようと思ったのがきっかけです。
試す前は30点足りず試験に落ちてしまったのですが、試した後は合格ラインより80点も上の点数を取ることができました。
1日3時間の勉強を1ヶ月くらい続けて成績が伸び、合格できました。
勉強する時間以外は勉強に必要なものを隠す
まず、勉強できる時間を制限します。一日数時間までや、二日の内一日しかできない、といった形です。
そしてそれを実行するために、勉強に必要な道具をどこかへ仕舞い、それに触れることができないようにします。勉強が大好きな人でもない限り、スマホやゲームの封印よりもここまではよほど簡単かと思います。
そして次に、試験などが近づいていることを強く意識し、危機感を持てるような工夫をします。
日めくりカレンダーなどを使い後何回めくったら本番であると自分に言い聞かせる、昨年のことを思い出し、今から試験までは去年だとこの時からあの時までということを調べ、その短さを認識する、などです。
顔面蒼白になるほど追い詰められる必要はありませんが、流石にやらないといけない、いよいよ本腰を入れるか、といった感情を抱くことができればOKです。
この二つを合わせ、危機感を抱いたまま、勉強時間が限られた状況に身を投じます。私の場合は3時間という制限を守り続けました。この時期でも、勉強する時間以外は必要な道具をどこかへ仕舞うこと。するとおそらくは、少なからず不安を感じることになるかと思います。
これほど追い詰められているのにこれだけの勉強時間でいいのか、こんなにも遊んでいていいのか、などです。
そこで、さらにその不安を煽り立てます。インターネット上などでの、一日十数時間も頑張って合格したというような体験記を読むと効果は絶大です。こうすることで、もっと勉強時間を増やしたいと強く思うようになるでしょう。
しかし、それでも勉強時間の制限はゆるめません。3時間です。
このことによって、ある効果が生まれます。限られた勉強時間をいかに有効に使うか、効率的に勉強を行うかを強く意識するようになるんです。
その結果として、勉強の質や効率を極めて大きく引き上げることが可能となり、惰性で勉強していた時よりも高い効果を得ることができたのです。
この危機感煽り立て勉強法のメリット・デメリット
危機感から集中力を極めて高めることができ、非常に効率の良い勉強ができるのがメリットです。
その一方で、勉強に使う時間そのものは減ってしまうというのがデメリットです。
私と同じように、勉強をこれまでだらだらと行っていて、それで成果があがっていればよいのですが、あまり成績がのびず困っているような人には特にお勧めです。奇抜なものですが、一度試してみる価値のある方法ではないかと思っております。
英検準一級 H.K. 男