集中力をスムーズに高めていく勉強法で神戸大学と大学院に合格
集中力を高めるために試した勉強法とは
今回は、集中力をスムーズに深めていく神戸大学および大学院に合格した勉強法を、T.Tさんからご紹介いただきました。
この方法は、なんとなく理解・実感していても、なかなか実践していない勉強法ではないでしょうか。T.Tさんはかなり踏み込んで書いていただいています。
以下は、神戸大学および神戸大学大学院に合格したT.Tさんの勉強法を、そのままご紹介します。
集中力を更なる深みに導く勉強法で神戸大学および神戸大学大学院に合格 その概要
これは勉強は継続的に作業できているけど、勉強にもっと没入して効率を上げたい!、といった人におすすめの勉強法です。
科目は論理的思考力を必要とする、数学や物理などの科目です。
方法としては、一言で言うと「簡単な問題をサクサク解き、調子を上げながら難しい問題や新しい問題に取り組む」ということです。
基本的なことのように聞こえますが、これは意外としていない人も多いと思います。
この「簡単な問題」とは、確実に解ける習熟度の高い問題、または前日に解いて頭にまだ残ってる問題などのことを意図しています。
これらの問題をもう一度解き「自分はしっかり学んで先に進んでいる」ということを確認することでテンションを上げるのです。
大学受験も大学院受験も最初の基本的な問題は公式を理解し記憶すれば解ける、というパターンの問題なのですが、そこを超えてくると複雑な過程をほぐして考える思考力が必要になります。
こういった難問は半端な集中力では太刀打ちできず頭が疲れて理解もできず、ということがありました。そういう時にもう一段階集中力を上げる必要があると感じたことがきっかけです。
この方法は確実に1つ1つ理解できた、ということを確認し、先に進むのですぐには効果は現れませんが、着実にできることが増えていくので成績は伸びます。
要は理解した1つ1つが点在している間は伸びを実感しづらいが、点が線になったとき、どんな問題でもその場でなんとかすることができる地力が身についています。
まずは問題の分類からスタート 集中力を高める勉強法の詳細手順
まず現段階で確実に解ける問題をはっきり確認します。これは自己判断によります。問題の理解度の分類としては、
(1) 1+1と同じくらいのレベルで一瞬で解けて、絶対忘れないであろう問題。
(2)解けると思うが時間が経ったら解法を忘れてしまう可能性のある問題。
(3)まだ解法の理解が十分でない問題。
といった具合に分けていきます。
ここで①(1)、(2)をまず手始めに解き→②(3)のような問題に取り掛かるという流れです。
この①というのは要するに復習をするということです。
前回できるようになった問題というのは(3)から(2)になった問題なのでこれをすかさず忘れる前に解き直し(1)になるまで習熟させていくというプロセスです。
1つ1つを確実につぶしていき1日で1つでもしっかりと理解し解けるようになったらそれを全力で自賛します。
どうにでもしてテンションを上げることが重要です。
達成感を得る体験によってどんどん勉強の意欲が高まっていきます。
ここでゲームのように目が疲れたからこの辺にしておこう、、、というようなやめ方をすると思いますが、そこで勉強はやめなくていいと思います。行けるところまでいってみて自分の集中力がどれだけ高まるのか挑戦してみるといいと思います。
精神論になってしまいますがこれをクリアすれば勉強法云々で悩むようなことはなくなります。問題を解決するために必要なことが何か分かってきます。
ぜひ寝食も忘れて勉強に没頭する体験をしてみてはいかがでしょうか。きっと脳が心地よい疲労を感じると思います。
+αとしては昼寝でも就寝でも寝て起きた瞬間に直前にやっていた勉強の内容を思い出そうとする、というのも習熟度を上げるのに効果的です。
これを行うと起きた瞬間に勉強モードに脳のスイッチが入ります。忘れる前に勉強しなきゃ、という強迫観念的な気持ちになって受験生活に緊張感が出ます。
この集中力を高める勉強法のメリット・デメリット
メリットは集中力が高まり深い思考で難問を解くレベルまで到達できます。
デメリットとしては生活でメンタル的に追い詰められる、緊張感、不安感を感じる可能性があります。でもその不安感はさらに勉強を継続することで払拭できます。
勉強に意義を見出したい人や思考力を高めたい人にお勧めしたいです。
勉強というのは受験勉強でやるような科目だけでなく社会に出ていくともっとあらゆる場面で勉強しなければならないことがあるのだ、と就職を控える今常々感じています。
受験勉強で培えるもので1番大事なのはその科目で何点取ったか、ではなくある1つの学問を時間をかけて身に着けることができた、という成功体験だと思います。
何か学問を深めていきたい人におすすめします。
神戸大学および大学院 T.T 男性