運動部にいた人必見。集中時間の限界を知る勉強法で関西大学合格

場所を変えて、勉強する教科も変える勉強法

普通の受験生達は一日中同じ場所で勉強して後は家に帰るというのがスタンダードだと思いますが、自分の勉強法のポイントは、場所によって勉強する教科を変えることです。

この場所では英語、この場所では単語、この場所では過去問と場所によってやる教科や内容を分けていました。

一日のスケジュールとしては8:00-13:00までは学校に行き1-4限のチャイムごとに教科を変えて、14:00-20:00までは塾の自習室で1時間半ごとに教科を変え、20:00-23:00まではその日の復習や次の日の勉強の予定を立てました。

サッカーしていた自分の限界時間は90分だった

高校3年の9月までサッカーをやっていて、学力も乏しかったので、他の受験生に勝つには勉強の質と効率を上げることだと思いこの勉強法を試しました。

もともとサッカーをやる時間くらいならば集中力は持つので90分を目安に区切ってその場所が飽きたら場所を変えました。

この勉強法を確立したのは10月ごろだったのですが、10月の模試偏差値は英語51.4 国語39.5 世界史39.8。またセンタープレは英語57.2 国語58.5 世界史46.1でした。

実感として、初めて一週間くらいで過去問の点数も上がって行きました。この方法は受験が終わるまで続けました。ルーティンを崩さない事が大事です

短時間集中の繰り返し でも休憩はしっかり

この勉強法は、だらだら参考書を4時間も見るよりも短い時間で集中して勉強できると思い始めました。

まず朝起きて学校までの電車は単語帳を見る。

学校へ着いて1限は眠いので英語の参考書を解く。

2限は世界史の暗記。

3限はセンターの過去問。

4限は英語の音読。

その間に10分間の休憩があるのですが、自分の高校にはテラスがあってくつろげるので友達とそこでよく喋っていました。

その後は予備校まで行き自習室で1時間から1時間半くらいで勉強内容を変えました。この時間帯は眠くなると思うので休憩は長く20分くらいとっていたと思います。

友達と喋ることが一番頭の回転も速くなると思うしリラックスもできるので休憩はとことん取るべきだと思います。

自習室では基本的に過去問や問題を解く時間にあてました。なぜなら試験会場のようになっていて静かな時間の中教科を区切って試験を集中して解くことができ、より本番を想定できるからです。

また英語があまり得意でない場合、復習にも時間をかけるべきです。自分の予備校には大学生のチューターがいたので気軽に質問をすることができました。

勉強する教科を場所で変えるというのは喋る相手が変わりそこで様々な刺激をもらえることが利点です。

夜予備校での勉強が終わったら友達とごはんを食べマックでその日の復習をしました。

どこができてどこができないのかというのを復習ノートに書き記しました。また、マックなど少し騒がしいところでは復習の他に英語の音読もしました。

マックくらい騒がしいところであれば1人でブツブツ音読していても全く気にならないですし、すこし騒がしいところにいる中で集中することも大事だと思います。

この勉強法のメリット・デメリット

この勉強法のメリットは、まず集中が途切れないことです。学校、予備校、カフェ、マックいろいろなところへ行くのが楽しみで勉強していました。

また、どんな環境でも勉強ができる、集中ができるというのは、本番の試験会場で何があっても大丈夫という自信にもなりました。

デメリットは移動に時間がかかることですが、その移動時間に英語の単語帳をやっていました。

高校3年の受験期直前まで、部活しかやっていなくて焦っている人達は、勉強の時間で負けているなら勉強の質で勝つしかないと思います。

特に運動部に所属していた人だったら短い時間での集中力はどんな人よりも負けないと思うので、受験期ぎりぎりまで運動部いたで人にオススメだと思います。

関西大学  T.H