教員になるならアルバイトは塾講師一択だ メリットは4つ

11月 10, 2017

はじめに 教員採用試験について

教員免許をとることも重要、そもそもの大前提です。しかしそれをクリアできても肝心の教員採用試験そのものが変貌しています。つまり、一般常識重視といった教養面より、人物重視に大きく舵が切られています。しかし人物重視といっても、面接ひとつでも「積極性、柔軟性、説得力、表現力、判断力、協調性など」を求める、としている自治体も。いやいや、そんなに求められてもね。塾講師はそのための秘策というより、当然のワンステップですね。

教員になりたい人は塾講師のアルバイトをしろ メリット1

「模擬授業のいちばんの対策になる」

教員採用試験を行う自治体の7割以上で行われている模擬授業。これを大きくはずすと、間違いなく不採用となります。発声や板書、いろいろなポイントがあると思いますが、いちばん見られているのは、生徒たちに対する姿勢、人としての向き合い方です。また、与えられた課題を限られた時間で要領よく教え切る能力も問われます。

そのような能力は、事前の勉強などで簡単に身に付くものではありません。やはり日常から子供たちに接することです。塾講師として毎日のように授業をしていれば授業の基礎体力、先生としての基本姿勢が出来上がります。余裕をもって模擬授業の教壇に立つことができるでしょう。

教員になりたい人は塾講師のアルバイトをしろ メリット2

「自治体から求められているのは人としての総合力」

極論すると教員としていちばん求められているのは、知識ではありません。知識は基本中の基本。それ以上に、どれだけコミュニケーション能力があるか、総合的な人間力があるかを面接で問われます。子供たちと、保護者と、教員同士、どれだけ自己主張しながらも協調していけるか。そのような能力は大学生活で身に付くことは稀です。

塾講師として経験を積むことは、ここでも大きく役に立ちます。社会人としての最低限のマナーや、保護者への説明、社員さんや他の先生との打ち合わせ、相談、報告等、様々なシーンで社会人として貴重な経験ができます。このことは、必ず人間としての厚みをもたらすため、人としての総合力をつけることができます。

 

教員になりたい人は塾講師のアルバイトをしろ メリット3

「学習指導案でも困ることがない」

指導案は事前に課題を提示されるケースが多です。しかし自治体によっては試験当日に課題が示されることもあります。まずは各自治体のホームページの、試験の実施要項を確認してください。さて事前提出の場合でも、授業を体系的に組み立てられる力が求められ、時には徹夜して書く人もいるほど、苦労するものです。

しかし塾講師アルバイトは、毎回の授業内容を構成・書面化を行っています。塾講師をやりながら経験を積むことで、学習指導案も難なく書けるようになります。

(塾での経験と、試験で求められる書式、形式には、当然ながら違いがあります。その点は入念にチェックして下さい)

教員になりたい人は塾講師のアルバイトをしろ メリット4

「そのほかメリットはいろいろあります」

メリット1と2と3はほんとうに教員採用試験に直結するものです。これで面接、模擬授業の対策はほぼ大丈夫と言っても過言ではありません。あとは自治体の傾向をみながらシュミレーションしてみて下さい。

ほかにも、メリットは沢山あります。

当然だけど指導経験が得られることは貴重ですね。大学では、教える能力を鍛える機会はありません。教員になってから体得するしか無いのが現状です。塾講師アルバイトなら初期研修で「教える」能力を体系的に学ぶことができます。またベテラン講師から盗むことも可能です。

それから子どもと触れ合えることも貴重です。子どもってどんな存在なのかよくわかります。天使だけじゃないことが体感できるシーンもあるかも知れません。大学生活ではできない経験ですね。その上で、ほんとうに教員になりたいのか、よーく考えることだってできます。

塾講師バイトは、幅広い年齢の子どもとじっくり触れ合えます。自分が幼・小・中・高のどの学校の先生になりたいか、いちばん向いているかをゆっくり考えることもできます。また教員を目指す仲間ができるというのも貴重かもしれませんね。

まとめ

ほんとうなら全ての教員試験受験者は、実際に塾で子どもたちと接してから、教員になってほしいとすら思います。そのほうがお互いの不幸を事前に避けることができるのですから。

さて、あなたが教員を目指すにあたって、過去には思い出に残る優しい先生、すばらしい先生との出会いがあったことでしょう。そのかけがえのない思い出を心の底に秘めて、堂々と採用試験に臨んで下さい。