就職活動に必要な資格は。就活で資格マニアが落とされる理由とは?

11月 10, 2017

はじめに 「就職活動に資格はいらない」論の例外

当たり前ですが資格と免許は違います。その就職に「免許」が必要ならば絶対にとらないといけません。また、特に説明は要らないでしょうがTOEICは別格です。就職・転職にかかわらず有効です。いらないのは「履歴書」や「エントリーシート」に記入するためだけに、取れそうだからと不用意に取ってしまったような資格です。

もしも資格を数多く持っていたら、いろいろ記入するのをやめるか、もし書いても1つだけにしましょう。企業は「資格バカ」は求めていません。ある程度の学歴がある人材なら「必要な資格は入社後に簡単にとれる」し「それくらいの潜在能力がある」と、とらえられます。

新卒の就活ではそもそも資格は必要ではない

もしある資格を持っている人がどうしても必要で、募集をするなら、企業はピンポイントで転職者採用を実施します。新卒採用で求められているのは、そういうものではありません。もし先々必要なら、企業は新卒採用後に、資格試験に合格するためのバックアップを行います。

また、司法書士などすごい難関の資格を持っていたとしたら、「この新卒を採用しても、何年かで独立するな」と思われてしまい、不採用が続くような危険性すらあります。デリケートな部分ですが、新卒の就活にとっては要注意です。

資格の必要性 面接での実情は

多くの資格を列記することは面接での「つっこみどころ」をたくさん与えることになるので大変です。たとえば簿記の資格を書いていると「どうしても経理の仕事がしたいんですか?」「経理以外の仕事を求められたらどうしますか?」さらにいろいろ持っていると、訊かれないとは思うけど「学生時代にもっとやりたいことなかったのですか?」と言外で思われます。

そして資格が多岐にわたると、そもそも「一体何をしたい人なのか」という根本的な疑問につながります。

面接官=社会人は「資格より実践」と知っている

「趣味で資格をとっていたんじゃなくて、就職・仕事のためにとっていました」という人もいると思います。もちろんそうですよね。でもね、それでも、資格というのはその仕事の入り口です。「わたしはいま卵から孵りました、ひよこです」と言ってるだけです。

たとえば、IT系の資格をいくら持っていても、そんな経験よりも、サイトをひとつ立ち上げる、という経験のほうが10倍学べます。つまり、実際に仕事をするにあたって、資格試験で手にした知識だけではまったく太刀打ちできない。

これは肝に銘じておきましょう。百の勉強より、一の経験が大きいのが社会です。

「資格ビジネスに踊らされた主体性のない人材と思われる」可能性

これは最悪です。世の中には公的資格、民間資格を問わず1000以上の資格があります。それぞれに利権団体があり、結局は一握りの資格試験主催者が利益を握る構造になっています。またその「資格試験の対策をするための学校」にも大きな利潤をもたらしています。

日本人ほど資格試験が好きな人種もないです。でも資格が実際の仕事に役に立つのかどうかは別の問題。主催者の利潤ばかりが大きく受験者のメリットが少ないようないわゆる「資格ビジネス」。悪い言葉でいえば資格ビジネスに踊らされた哀れな情報弱者と見られてしまいます。

まとめ

資格試験の合格に、ストーリー性があれば、ひとつくらい仕事に関係のない資格を持っていても大丈夫です。資格を取る時の思い、誰のために役立ちたかったか、そのためにどれだけ頑張ったか、難しい試験をやりきったことは嬉しかった、でもこれが御社での仕事の役に立つとは思わない。これで培った頑張りは、入社後に生かしてみたい。みたいなお話にはできます。一応あなたの性格はよくわかります。

この程度の役には立つでしょう。もしも目指すなら、ひとつに絞りきった上で、目的を持ってその資格を目指すことが重要です。目指すのはなんでもいいです。興味のままに。

まあおすすめは、無難かつ誰にでも目的がわかりやすい、転職にもお役立ちのTOEIC高得点でしょう。

さて、本当に資格が必要になるのは、大学生ではなく社会人です。新卒採用ではなく転職時です。そのころに、これまでのスキルと将来をみすえて、どんな資格を取得すべきかちゃんと描けていると思います。

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。