大阪大学合格 M.K. さんの勉強法 「量より質」「学校に行く」とは?

11月 10, 2017

大阪大学 法学部合格 M.K. さん(女性)に勉強法を書いていただきました。

これは原点かつ王道の勉強法です。奇を衒ったところは全くありません。この勉強法による、中堅高校中位の成績から大阪大学法学部合格までのレベルアップは凄いと思います。最後に書かれている「意識改革」こそ、最大のポイントではないでしょうか。

これを、「学校にも先生にもめぐまれた奇跡的な物語」ととらえるのか「全て、または部分的に試してみる価値はありそうだ」ととらえるのかは自由です。しかし彼女の語る「量より質」「楽しんで勉強する」ことには確かな真理があります。

以下は、お書きいただいた大阪大学合格までの勉強法です。

「塾へ行かない」大阪大学への勉強法 その概要

私の勉強法は、いたって簡単で、まず「塾に行かない」という選択から始まりました。塾や予備校で教えられることの内容は、すべて学校で、教科書に沿って教えられることだからです。

しかも、「学校に行く」という、普段の生活の一部になっている習慣も、自分の貴重な時間を使ってしていることです。なので、学校に行って、授業を全力で受け(聴くだけではない)、教科書を読んで理解し、課題をこなし、夜は家で休息と睡眠をしっかりとるという生活習慣そのものが私の勉強法です。

こうすることで、勉強が苦痛にならず、むしろ受験期は知的好奇心を刺激しながら「楽しんで勉強」できました。このような「量より質」を体現した勉強法によって大阪大学に合格することができました。

この方法を試そうと思ったきっかけ どうして試そうと思ったか

きっかけは「塾に行かない」という決意でした。塾や予備校に行くと、志望する大学に受かったときに、あたかも予備校側の実績であるかのように喧伝されるからです。

私には、「自分の努力の成果を自分だけの実績として堅持したい」という思いが強くあり、予備校というビジネスにうまく乗せられたくありませんでした。

せっかく親が通わせてくれている学校や学校の先生をフル活用しようと思ったので、このような勉強法を確立しました。

この方法を試す前は、中堅高校で定期テストの成績がどちらかといえば上のほうというだけで、大阪大学を目指すには不十分でした。ですが、この簡単なやり方を試すようになってから、開始してからしばらくして定期テスト・模試の両方で学年1位をとるようになりました。

「量より質」「学校に行く」「楽しむ」勉強法 その詳細とは

まず、学校に行って、授業を受けます。そのときに、先生の説明や言葉の使い方、強調点などを聴き、おもしろいと思ったことや重要だと思ったことは板書には無くても書くようにしました。これは基本的な授業の受け方ですが、「おもしろい!」「興味深い!」「なぜだろう」と好奇心をもちながら受けることでより記憶に残りやすく、また新しいことを知るのが楽しくなります。

これだけで勉強の効率がグンと上がります。また、疑問点はすぐに教科書や電子辞書で調べるか、なるべく早いうちに先生に尋ねましょう。塾や予備校で、一通り学校で教えられることをまたやるよりも、学校に通っているというメリットを生かし、先生を利用しましょう。

先生は教えることが仕事ですから、熱意や好奇心を持って質問をしてくる生徒に対しては、「もっと教えてあげたい」というポジティブな気持ちになるはずです。先生と積極的にコミュニケーションをとって接する機会を増やすことで、友達からは聞けないような興味深い話や効果的な勉強法も聞かせてもらえました。

さらに、教科書は簡潔でわかりやすい文章で書かれています。「教科書を読む」という作業をするだけで、それまでの勉強もそこからの応用的な勉強も非常に理解しやすくなります。せっかく学校で与えられた教材をフルに活用しない手はありません。

もちろん、学校から与えられた問題集などの教材をやっても物足りないという人は、自分で買ったものを使うといいと思いますが、教科書の内容をまとめた参考書は、基本的に0~1冊で十分です。教材は学校でも先生が厳選したものを使っているはずなので、私の場合ほとんどそれだけで十分でしたが、自分で使うものも厳選すれば1冊で足りるはずです。

次に、自宅学習です。授業時間中に教科書をゆっくり読む時間はあまりとれないので、自宅学習をするときに、授業で学んだ内容を復習のような形で教科書を一通り読むことをおすすめします。私の場合は自治体が運営する自習室が近くにあったので利用していました。勉強の習慣をつけるにはよかったと思います。「質の良い」自習ができました。

それから課題に手をつけたり、問題集で授業内容に該当する部分を解いたりすると理解力・吸収力がさらにあがります。また、模試やテストの復習は必ず行ってください。間違えた部分は理解が足りていなかった証拠なので、つぎからは絶対に間違えないように補強しておきましょう。

受験期であれば、平日は放課後に2~3時間、休日は6時間ほどで足りました。勉強時間はこのくらいにとどめておいたほうが、休息と睡眠の時間がしっかり取れて、勉強するときにきちんとスイッチを入れて励むことができます。

大事なのは「量ではなく質」であるということを忘れないことです。このように勉強すれば、「最短の時間」と「最小のストレス」で勉強することができると思います。

しかし、勉強時間を惜しむようになってしまってはいけません。これは楽しみながら勉強できるようになるトレーニングなので、ストレスを感じない程度に、かつ時間を惜しまずに勉強することが望ましいです。

この、大阪大学合格勉強法のメリットとデメリット

メリットは、ストレスを感じにくいこと、勉強にかける時間とお金を最小限にとどめられること、楽しんで勉強できるという点です。デメリットは、そもそも勉強をたのしいと思えない人には効果があまりないことです。

大阪大学への勉強法 まとめ

塾や予備校に行かずに自分の力で志望大学に合格したい人におすすめです。私は、学校に行った後にまた学校のような場所で同じことを夜遅くまで勉強することに疑問を感じるので、同じように感じている人には向いていると思います。

また、「普段の生活で見聞きすること一つ一つに興味を持てるようにになれば勝ち」です。勉強も楽しくなります。そして「勉強=苦痛」という先入観を捨てることができればこの勉強法はマスターできると思います。

大阪大学 M.K. 女性