社会人がTOEICを最短で400点から700点まで上げた勉強法とは?

5月 16, 2018

はじめに 3か月で約270点のアップが可能なのか?

弊社をご利用いただいたA.K.様から「社会人が3か月でTOEICを最短で400点台から700点まで上げる勉強法」という情報をいただいたので掲載させていただきます。最初はそんなこと可能なのかと思いました。とても内容は具体的で、なるほどこれなら可能だという、説得力のある内容でした。

以下はA.K.様からいただいた内容をほぼそのまま掲載いたしました。

社内の昇進条件は700点 3か月で現状の400点台からどう上げたか

社会人の私が社内での昇進条件として、TOEIC700点を求められた際に、仕事終わりや隙間時間を見つけて効率よく勉強をし、TOEIC700点を実現した最短の勉強法を紹介します。

近年TOEICは様々な場面で必要とされます。私の場合社会人として社内での昇進条件として必要でしたが、他にも大学の単位認定や大学院入試など、TOEICが必要とされる場面は多々あります。

大学生などの学生には勉強に割く時間がたくさんあり、時間をかけてTOEICの勉強に取り組むことができます。だから時間をかけて勉強すれば、それなりの点数はついてくると思います。

しかし、私を含む社会人は学生達と比較すると、TOEICの勉強に割ける時間は非常に少ないです。そこで私が提案するのが、以下で紹介するTOEICの点数を最短で上げる勉強法です。

私が社内での昇進のためにTOEICを初めて受験した際の得点は435点でした。そこからたった3ヶ月で昇進条件でもあった700点まで上げました。正直大丈夫かとあせりました。最初にしっかり分析し、対策したのがよかったと思います。

社会人の私が限られた時間の中435点~700点、つまり265点も上げた最短の勉強法を以下で紹介します。あくまでも初めてTOEICを受験したときの点数が400点台であり、目標の得点が700点付近の人に効果的であろう最短の勉強法ですので、ご了承ください。

時間のない社会人がTOEICの点数を最短で上げるにはリスニングに絞ること!

TOEICの中身は、リスニング部分とリーディング部分に分かれています。初めてTOEICを受験したときの点数にもよりますが、基本リスニングの方が点数は上がりやすいです。

TOEIC初心者の人は特にそうだと思います。リーディングの点数をあげようとすると、時間が大変かかるので、最短で目標点にまで上げるのには効率があまり良くないと思います。

なので、TOEICの点数を最短で上げるには、リスニングに重点を置く勉強法がベストであると考えています。実際私は、TOEICの勉強時間の6割~7割はリスニングの方に割いていました。

初めてTOEICを受験したときの点数が435点と上記しましたが、そのときの点数の割合は、リーディング250点・リスニング185点でした。700点をとったときの点数の割合は、リーディング300点・リスニング400点でした。

この結果を見てもリスニングに時間を割いたのが分かります。また、リーディングの点数が上がりづらいことも分かります。以下では、リスニングはもちろん、リーディングの最短の勉強法を紹介します。

TOEIC リスニングの点を最短で上げる勉強法とは

リスニング、リーディングの勉強を行う際に利用するのは、基本「公式問題集」です。この公式問題集には、本番同様の問題が二問掲載されており、リスニングの音声もかなり本番に近いので、非常に役立つ問題集です。

リスニングの勉強で最初に行うことは、テクニックを覚える事です。このテクニックはいくつかあります。その中でも最も重要なのが、設問の会話文が始まる前に、設問を読み終えるというテクニックです。

これを行うだけで設問の会話文で何が話されるのかを予想して聞くことができ、このテクニックを覚えていないときと比較すると聞き取れる会話文が大幅に増えます。他にもさまざまなテクニックがありますが、冗長になるのでここでは省略します。

ある程度テクニックを覚えたら、公式問題集にとりかかります。ここで重要なことは、問題を解いている最中に、会話文が聞き取れて解答したのか、聞き取れずに適当に解答したのかを問題文にメモすることです。

しっかり聞き取れて解答して正解した問題は、もう受験日まで解かなくても大丈夫です。その問題はおそらくなんど解いても同じ解答になるので、またその問題を解く時間が無駄です。

聞き取れたと思って間違えた問題と、聞き取れなかった問題は、解答に掲載されている会話文に目を通しながら会話文をリスニングしてください。リスニングはこの作業を受験日まで繰り返してください。

問題集は1冊か2冊程度で、あまり多くに手はつけず、少ない冊数を何度も行うことの方が効果的です(金銭的にも)。あとはTOEICの音声に慣れるために、私は通勤時間など、隙間時間にひたすらTOEICの音声を自分の耳に慣らせました。

TOEIC 社会人がリーディングの点を最短で上げる勉強法とは

リスニング同様、リーディングにもいくつかテクニックが存在します。主なものは、問題文を見る前に、先に問いを見ておくことです。こうすることで問題文を、問いに対する答えを探しながら読むことができるからです。闇雲に問題文を先によんでしまうと、問いを見たときに問題文の内容を忘れてしまっていて、もう1回問題文を読んでしまいかねないです。

リーディングもテクニックが大事ですが、英単語を覚える事も大変重要です。おそらく、受験日まで時間が無い方の大半が、どの単語を覚えていいのか分からないかと思います。そして市販の「TOEICによく出る単語帳」みたいなものを買って、その中の単語を覚えているかと思います。

私は、単語帳は必要ないと考えています。実際、私は単語帳を買っておりません。買ったのは「公式問題集」だけです。では単語をどのように覚えるのかといいますと、公式問題集に登場した、自分が分からなかった単語をメモしておくことです。

TOEICでは頻出の英単語があります。公式問題集を行えば、おのずとその単語が分かってきます。なので、リーディング、リスニングの各問題の答え合わせをしたあとに、1回でいいので精読して、自分が知らない単語をメモしてください。

そしてオリジナル英単語帳を作成してください。そうすれば、TOEIC頻出の単語のうち、覚えるべき単語はその単語帳にある単語だけです。社会人にとっても学生にとっても、最短で点数をとるには必要な勉強法だと思います。

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