ご褒美勉強法 お菓子でモチベーション上がるも太りすぎに注意!
はじめに ご褒美勉強法 について
勉強をした対価として自分にご褒美をあげることは、モチベーションを高めるためとてもいいことです。
心理学では
オペラント条件づけ(オペラントじょうけんづけ、operant conditioning、またはinstrumental conditioning)とは、報酬や嫌悪刺激(罰)に適応して、自発的にある行動を行うように、学習することである。行動主義心理学の基本的な理論である。
引用 wikipedia
とされ、比較的古い、定番の理論です。
簡単に言えば、努力や苦労の先にご褒美を設けていれば、少々の困難などは乗り越えられるので、頑張ろうと思えるのです。
また、逆の方法として、何かを達成できなければ、自分に対してペナルティーを与えるという、無理矢理なモチベーションアップ術もあります。
どちらが自分に合っているか、それとも併用したらいいのか、自分の性格を考えて試してみてもいいでしょう。
以下の勉強法では、お菓子、特にチョコレートを、モチベーションを高めるご褒美にしています。それ以外の何でも大丈夫です。自分にいちばんの素敵なご褒美を用意してみましょう。
しかし遠大な計画と壮大なご褒美では、現実感が乏しくなってしまいます。細切れの小さいご褒美を考えるほうが、1時間、2時間の集中にはピッタリかも知れません。
さて以下は、日商簿記二級に合格された、 Y.N.さん (男性)の勉強法です。
好きなお菓子をご褒美にする勉強法 モチベーションアップに!
いくら資格が欲しいと言っても、試験勉強は楽しくないものです。なので、試験勉強をしている時間が楽しくなるにはどうするかを考えていたとき思い付きました。
大好きな甘いものを食べながら勉強すると、試験勉強が苦痛でなくなり、少しだけ楽しく感じられました。これを毎日続けていくと、試験勉強の時間が待ち遠しくなるほどになりました。
また本番の日には、勉強の時によく食べてたお菓子を食べてから試験に臨むと、家で試験勉強をしているようなリラックスした気持ちで回答することが出来ました。
この勉強法を試して、どこが変わったか 具体的な方法とは
リラックスして机に向かえていたので、必死に勉強してたときよりも誤字脱字や簡単な計算ミスが極端に減りました。初めて三日目くらいでそういう効果が現れたようです。この勉強法は、受験当日までの2か月間続けました。
まず「今日は何を食べながら勉強しようかなー」と思いながらコンビニ等でお菓子を選びます。自宅に戻り、机に向い、そして一口食べてまず自分を甘やかします。
こうすることで、お菓子を食べながら漫画でも読んでるような感覚で参考書を眺めることができます。すると、参考書が楽しいものに思えて来ます。
このようにして上手くスタートを切れたら、これからがこの勉強法の本番です。過去問題を解いているときも、「一問正解する度にチョコ1つ」のような細かいルールを決めてました。
しかし、不思議なことに、勉強に集中するとやがてお菓子に手を伸ばさなくなります。このようなルール破りはかまいません。むしろ、そうなったほうがいいんです。またこれによって、自分が今どれだけ試験勉強に集中しているかが分かるようになりす。
お菓子の効果で、勉強そのものが苦痛ではなくなっていったので、集中している時間も日に日に延びていきました。食べるお菓子がなくなれば、無理をせず机から離れてストレスフリーであることを心掛けました。(たまにもう少し勉強を続けたくてコンビニに買いに行ったこともありますが・・・)
暗記が苦手な私ですが、不思議なことに「○○の問題を解いてるとき食べてたお菓子は△△」というふうに覚えることができました。臭いは古い記憶を呼び覚ますといいますが、味覚も記憶を助けるひとつの要素になると思います。
たまにコーヒーもセットで用意することで、マンネリ化しそうな勉強時間に変化をつけていました。これはとても新鮮な気持ちになれるので、参考書がどんどん頭に入っていくのを体感しました。
お菓子は主にチョコレート系のものが多かったのですが、チョコレートは記憶力をアップさせると聞いたことがあるので、ある程度は理に叶った勉強法だったのではないかと思っています。
簿記三級を勉強していた頃は、ただ義務感に追われて勉強していました。二級の勉強に当たり、このように楽しく勉強することを思い付いてからは義務感や作業感をあまり感じなくなりました。そして趣味の延長のように楽しむことが出来ました。製菓会社の方々に感謝です。
この勉強法のメリット・デメリット
メリットはやはり勉強が苦痛でなくなること、食事しながらテレビを見るような感覚で楽しめることです。
デメリットは…勉強って夜される方が多いと思うので体重が気になるところでしょうか。
まとめ
何事も楽しむことが出来る人には向いてると思います。
楽して結果は得られないと人は言いますが、ただ苦しいだけの努力を重ねるより、工夫をして少しでもそれを楽しんだ方が、人生は楽しいんじゃないんでしょうか。それで結果が出たら、なお楽しいですよね。